陸上・上田百寧選手といえば、2025年の世界陸上・女子やり投げ予選で圧巻の投てきを披露し、注目を集めている選手です。
強靭なフィジカルと精密な投てきフォームで、国内外の大会で好成績を残し続けています。
上田百寧選手は、特にその驚異的な筋力トレーニングや、握力・ベンチプレスの噂でも話題を集めています。
この記事では、
- 上田百寧選手の身長・体重・握力
- ベンチプレス190キロの真相
- 特徴的な筋トレ方法
- 国内外での大会成績
について解説します。
陸上・上田百寧の身長は?

上田百寧選手の身長は、160cmです。
陸上やり投げ選手としては小柄ですが、助走のスピードと技術力を武器に活躍しています。
ちなみに、同じく女子やり投げの北口榛花選手は身長179cm。
比較すると、上田百寧選手がいかに小柄であるかがよくわかります。
しかし、小柄な体格を補って余りあるパワーとスピードこそが、上田百寧選手の強みです。
陸上・上田百寧の体重は?
上田百寧選手の体重は、約60kgです。
一般女性の身長160cmの標準体重は56kg前後とされていますが、上田百寧選手は筋肉量が多く、スポーツ選手特有の引き締まった体つきをしています。
やり投げ競技では、体の回転力と爆発的なパワーが重要です。
そのため、上田百寧選手のように筋肉質な体重は、むしろパフォーマンスを高める要因となります。
陸上・上田百寧の握力は?

上田百寧選手の握力は、2021年7月時点で右手約38.0kg、左手約35.7kgと報告されています。
握力はやり投げのパフォーマンスにも直結するため、彼女にとって重要な指標の一つです。
しかし、上田百寧選手自身は「握力が弱い」と感じており、日々のトレーニングでさらなる強化に取り組んでいます。
陸上・上田百寧のベンチプレスは190キロ!?

パリオリンピックの中継で、上田百寧選手がベンチプレス190キロを持ち上げたという話題がありました。
視聴者からは「信じられない」「本当に可能なの?」と驚きの声が多数上がりました。
実際、日本パワーリフティング協会の2024年の日本記録を調べてみました。
- 女子57kg級:最高150kg
- 女子63kg級:最高170kg
とされています。
つまり、体重60kgの上田百寧選手が190kgを上げたとすれば、パワーリフティング選手の記録をも超える、驚異的な筋力ということになります。
陸上・上田百寧の筋トレ方法
上田百寧選手の筋力トレーニングは、非常にユニークで実践的です。
ここでは、特徴的なトレーニング法を紹介します。
- 大会直前は高頻度トレーニング
- 毎日ベンチプレスを実施し、筋肉に継続的な負荷を与えています。
- 回数と重量のバランス調整
- 最初は8回程度の中負荷から始め、徐々に重量を増加。
- 挙上スピード重視
- 軽量×高速で瞬発力を鍛えるトレーニングを重視。
- 大会前は瞬発系にシフト
- 重量を落としつつ、フォームと爆発力を磨く。
- サプリメント活用
- プロテインやクレアチンを使用し、リカバリーと筋力強化を両立。
このような筋トレ法は、やり投げで必要なパワーと瞬発力をバランス良く強化するものです。
陸上・上田百寧の成績は?
ここでは、上田百寧選手の国内外の主要大会での成績をまとめます。
国内大会成績
- 2020年 日本選手権:3位(58m25)
- 2021年 日本選手権:4位(57m39)
- 2022年 日本選手権:2位(61m20)
- 2023年 日本選手権:3位(58m77)
- 2024年 日本選手権:3位(60m72)
- 2025年 日本選手権:1位(59m88)
国際大会成績
- 2022年 世界陸上(ユージーン):予選敗退、50.70m(27位)
- 2023年 世界陸上(ブダペスト):予選敗退、56.19m(21位)
- 2024年 パリ五輪:10位、61.64m
- 2025年 アジア選手権:2位、59.39m
- 2025年 アジア投てき選手権:1位、62.20m(自己ベスト)
年を追うごとに、安定して記録を伸ばしており、今後のメダル獲得にも期待が高まります。
陸上・上田百寧のまとめ

この記事では、陸上・上田百寧選手について解説しました。
上田百寧選手は、小柄ながらも筋力と技術で世界と戦う選手です。
この記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 上田百寧選手の身長は160cm、体重は約60kg
- 握力は右手38kg・左手35.7kgで一般平均を大きく上回る
- ベンチプレス190kgの噂はあるが、真偽は不明
- 日本選手権優勝やアジア大会制覇など、成績も上昇中
今後の大会でも、さらなる記録更新が期待されます。
上田百寧選手の活躍を、引き続き応援していきましょう!