滝川市B&G海洋センターが生まれ変わる!2026年リニューアルの全貌と新機能まとめ

2026年5月、滝川市の「B&G海洋センター」が大規模リニューアルオープンを迎えます。

今回の事業は、既存施設の建て替えに加え、屋外エリアの再整備も含む一大プロジェクト。

子どもたちの学びや体験の場が増えるだけでなく、札幌や旭川など周辺地域との交流促進も期待されています。

この記事では、新しく生まれ変わる滝川B&G海洋センターの全貌と新たに加わる機能、そして屋外エリアの活用計画までを詳しく紹介します。

目次

なぜリニューアル?その理由と目的とは

滝川市B&G海洋センターのリニューアルは、子どもたちの成長を支える複合施設への進化を目指したプロジェクト。

既存施設の魅力と地域の課題を踏まえ、新たな価値を提供する拠点として整備が進められています。

全国有数の海洋スポーツ施設だった

滝川市西滝川にあるB&G海洋センターは、ラウネ川(三日月湖)を活用した全国有数の海洋スポーツ施設。

雪のために、開館期間が1年の半分以下という条件にもかかわらず、全国トップクラスの利用者数を誇ります。

また、B&G財団からは平成14年度から21年連続で「特A」評価を受けてきました。

流れの緩やかなラウネ川では、カヌーやヨット、ローボートといった初心者向けのアクティビティが楽しめます。

50周年を契機に機能強化へ

令和5年、B&G財団が設立50周年を迎えたことを機に、全国の自治体と連携した施設再構築が始動。

滝川市でも、市内の社会教育施設を統合し、地域の拠点となる複合施設の整備方針が示されました。

既存の資源を活かしながら、子育て支援と交流人口の拡大を図る狙いがあります。

事業テーマは「みんなの居場所づくり」

今回のリニューアルの核となるテーマは、「子供を育む新たな複合施設 みんなの居場所づくり」。

気候に左右されず通年で利用できる屋内外の環境を整備し、子どもたちの学び・体験・体力づくりを総合的に支援。

札幌や旭川など広域からの利用も視野に入れた設計で、地域交流の活性化にも貢献します。

コンセプトは「生きる力を育む場所」

現代社会は、少子高齢化やAIの急速な進化、環境問題など、子どもたちの成長を取り巻く課題が山積み。

そうした時代を生き抜くためには、多様な体験や学びを通じて「自ら考える力」「個性」「感性」を育むことが求められています。

新たに整備される滝川市B&G海洋センターは、誰もが利用できる地域交流の拠点として、子どもたちの未来を支える場となることを目指しています。

整備の3つのポイント

今回の滝川海洋センターのリニューアルで特に注目すべきは、以下の3つの整備内容です。

  • 新しい屋内施設(新海洋センター)
  • 屋外エリア「あおぞら広場」
  • 冬季活用を想定したスケートリンク整備

次のセクションでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

新海洋センターは5つの機能を新設

リニューアル事業の中核をなすのが、「新しい海洋センター」の建設です。

既存施設の利用を継続しながら、隣接地に新施設を建てることで、利用者への影響を最小限に抑えつつ、機能の拡張と近代化を図ります。

この新施設には、子どもたちの感性や創造力、学びを育む5つの機能が加わる予定です。

1. 没入体験ができる「イマーシブシアター」

大型スクリーンと音響設備を備えた体験型の映像空間。

迫力ある映像を通じて、科学や自然、宇宙などへの興味を引き出します。

イマーシブシアターで想定されている主なコンテンツは、以下の通りです。

  • 映像体験プログラム
  • 教育向けの映像学習コンテンツ
  • サイエンスショー

感性を刺激し、子どもたちの「もっと知りたい」を育てる学びの場です。

筆者

滝川市内には、こうした没入体験ができる施設はほとんどありません。
子どもたちにとって、貴重な「初めて」に出会える場所になりそうですね。

2 .ものづくりラボ

レーザー加工機やUVプリンターなどの先端機器を導入し、「つくってみたい」をカタチにできる体験スペース。 子どもたちが自分のアイデアを表現しながら、探究心や思考力を育むことができます。

主な体験・プログラムは次のとおりです。

  • ワークショップの開催
  • レーザー加工機やUVプリンターを用いた作品作り(
  • テーマに沿った創造体験

UVプリンターとは、「紫外線(UV)」を使ってインクを瞬時に硬化(固める)させるプリンターのことです。

自由に考え、手を動かし、自分だけの作品を完成させる。

作る過程で得られる達成感や発見が、子どもたちの成長につながります。

筆者

こうした体験は、子どもだけでなく大人も一緒に楽しめそうですね。
親子で作品を作る時間が、きっと思い出にもなります。

3.好奇心を引き出す「展示エリア」

月ごとにテーマが変わる、発見と学びのスペース。

子どもたちが「おもしろい!」と感じる研究や現象を入り口に、科学への関心を深めていきます。

予定されている展示内容の一例:

  • パネル展(身近な科学・自然・歴史など)
  • イグ・ノーベル賞に関するユニークな研究紹介

日常の中にある“なぜ?”を科学の視点で捉える。

知識を共有し、学ぶことの楽しさを伝える場所です。

筆者

展示は毎月変わるそうなので、何度訪れても新しい発見がありそうですね。
子どもだけでなく、大人も思わず「へぇ〜」と見入ってしまいそう!

4.遊びながら学ぶ「チャレンジエリア」

チャレンジエリアは、遊びの中に“考える”要素をたっぷり盛り込んだ体験ゾーン。

試行錯誤や工夫を重ねながら、自然と思考力・発想力が育まれます。

設置予定のコンテンツ例:

  • ナーディーダービー(車を速く走らせるコース作り)
  • ビー玉コロコロ(迷路型コースで物理の法則を体感)
  • カタミノパズル(立体パズルで空間認識力を育成)

どれも“ただ遊ぶ”だけでは終わらない工夫が詰まっています。

「なぜこうなる?」「どうすればうまくいく?」と、遊びを通じて思考力を高められる環境です。

筆者

夢中で遊ぶうちに、自然と「考える力」が身につきそうですね。
親子で一緒に挑戦すれば、大人も本気になってしまうかも?

5,誰でも楽しめる「艇庫エリア」

水上体験の拠点となる艇庫エリアも、大幅に機能を強化。

障がいのある子どもや団体での利用にも対応できるよう、使いやすく安全な設計が施されます。

整備予定の主な機能:

  • 多人数対応の艇庫とレクチャーエリア:学校や団体でも一斉に安全指導が可能な設計
  • パラカヌーデッキの整備:車いす利用者も安心して水上体験ができるよう、安全柵とスロープを設置
  • 環境学習プログラムの実施:ラウネ川の自然を活かした観察会や、環境保護を学べる体験活動を展開

初心者から上級者まで、年齢や身体の状態を問わず楽しめる。

誰にとっても「水辺が身近な学びと遊びの場」になります。

筆者

パラカヌー対応の設備があるのはとても珍しいですね!
自然の中で体験しながら学べる貴重な機会になりそうです。

屋外エリアも充実整備へ

新海洋センターだけでなく、その周辺も一体的に活用できるよう屋外施設の整備が進められます。

主に整備されるのは以下の2つのエリアです。

  • あおぞら広場(夏・冬両対応の遊び場)
  • スケートリンク(冬季専用の屋外リンク)

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

多目的に遊べる「あおぞら広場」

あおぞら広場は、屋外で自由に遊べるアクティビティゾーンとして整備されます。

2つのゾーンに分かれており、季節を問わず楽しめる設計が魅力です。

遊具の広場

子どもたちの体を使った遊びを促す、さまざまな遊具を設置予定。

安全性と体力向上の両立が意識されています。

筆者

詳しい遊具の内容はまだ未発表ですが、子どもたちが夢中になって遊べるような施設になってほしいですね。

水のふれあい広場

水遊びを通じて、自然とのふれあいができるエリア。

浅くて安全な設計が想定されており、暑い夏の日にぴったりの場所です。

筆者

滝川の夏は年々暑くなっているので、こうした水の遊び場はかなり重宝しそうです!

冬も楽しい「雪遊びゾーン」

あおぞら広場は冬季にも活用され、雪遊びができるスペースとして開放される予定です。

そり遊びや雪だるまづくりなど、北海道らしい冬の体験が楽しめるよう整備される予定です。

スケートリンクの整備

既存のスケートリンクは、今回のリニューアルであおぞら広場隣の駐車場に移転・集約。

冬季にはスケートリンクとして開放され、より多くの市民が気軽に楽しめる場になります。

筆者

冬に思い切り体を動かせる場所って、意外と少ないんですよね。
滝川の新しい冬の名物になりそうです!

周辺施設との連携で回遊性アップ

新海洋センターの魅力は、施設そのものだけにとどまりません。

周辺には川の科学館、市民ゴルフ場、パークゴルフ場、温泉施設、キャンプサイトなど、家族で楽しめるスポットが点在しています。

たとえば、午前中はパークゴルフを楽しみ、午後は海洋センターで学びや体験を満喫。

一日の中で「遊び」「学び」「癒し」を組み合わせた過ごし方も可能です。

また、近隣には宿泊施設もあるため、滝川市街からの観光客が一泊してゆっくりと海洋センターを楽しむスタイルも想定されています。

筆者

このエリア全体が“遊べる・学べる・泊まれる”拠点になると、滝川の観光や地域交流がますます盛り上がりそうですね!

開館は2026年5月予定

滝川市B&G海洋センターのリニューアルオープンは、令和8年(2026年)5月を予定しています。

現在の「滝川こども科学館」は、同年3月末をもって閉館。

その機能の一部が新施設に統合され、新たな形で再始動する流れです。

工事やプログラムの開発は現在も進行中。

最新情報は滝川市役所の公式ホームページで随時更新されます。

📌 滝川市公式HP:https://www.city.takikawa.lg.jp

筆者

進捗を見守りつつ、オープンしたらぜひ訪れてみたいですね!

まとめ|子供の学びの場を増やす一大事業

2026年、リニューアルオープンを迎える滝川市B&G海洋センターは、ただの改修ではありません。

子どもたちの学び・遊び・体験のすべてが詰まった、まさに“未来の複合施設”へと生まれ変わります。

  • 通年利用できる屋内外の施設の整備事業
  • 科学・創造・身体活動が融合した空間
  • 地域との交流を深める拠点としての役割
  • 滝川市全体の観光・教育・子育て支援のハブへ

新しい滝川市B&G海洋センターは、「こんな施設が欲しかった!」という声に応える場所になりそうです。

オープンまではもう少し時間がありますが、今から注目しておきたい施設のひとつ。

完成したら、ぜひ、滝川市B&G海洋センターに足を運んでみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次