2024年7月に閉店した「業務スーパー苫小牧東店」の跡地に、リユースショップ「セカンドストリート苫小牧東店」が新たにオープンすることがわかりました。
オープン時期は2025年5月下旬を予定。
地元でおなじみのショッピングエリアに、新たなにぎわいが戻ってきそうです。
- 業務スーパー苫小牧東店の閉店理由と背景
- セカンドストリート苫小牧東店の出店概要
業務スーパー苫小牧東店はなぜ閉店したのか?
まずは、「業務スーパー苫小牧東店」がなぜ閉店に至ったのか、その背景を見ていきましょう。
ケヒコの自己破産と道内7店舗の閉鎖
「業務スーパー苫小牧東店」は、2022年10月にフランチャイズ運営会社「ケヒコ」が開店した格安スーパーでした。
ところが2024年、労使間のトラブルが深刻化し、ケヒコは7月に自己破産を申請。
これにより、道内にあった7店舗すべてが閉店に追い込まれました。
他の閉店店舗の再開状況
閉店した7店舗のうち、室蘭店・滝川店・すすきの狸小路店は、別のFC運営会社「良知経営」によって業務スーパーとして再オープンが決定。
中でも室蘭店は2025年3月に再開され、他2店も4月以降に営業再開が予定されています。
「セカンドストリート苫小牧東店」出店情報
次に、新たに誕生する「セカンドストリート苫小牧東店」の情報を詳しくご紹介します。
セカンドストリートとは?
セカンドストリートは、名古屋市に本社を構えるゲオホールディングスの子会社が運営するリユースショップ。
全国展開しており、古着、靴、バッグ、アクセサリー、生活雑貨などを幅広く取り扱うのが特徴です。
買取と販売の両方を行うスタイルで、掘り出し物が見つかる楽しさが人気の理由です。
セカンドストリートのオープン場所は?
今回オープンする「セカンドストリート苫小牧東店」は、苫小牧市新開町3丁目1-10に位置し、以前「業務スーパー苫小牧東店」が営業していた建物を居抜きで利用します。
また、今回の苫小牧東店は、苫小牧市内で2店舗目のセカンドストリートとなります。

もう1店舗できるのは本当にありがたいですね。服だけじゃなく、小物や家具も見に行くのが楽しみです!
オープンは2025年5月下旬予定
出店は2025年5月下旬を予定。業務スーパー時代の建物をそのまま活用する居抜きスタイルのため、比較的スムーズに開店できる見込みです。
駐車場付きなので、週末のまとめ買いにもぴったりですね。



正直、業務スーパーが閉店したときはショックでした。でも、建物が空いたままだと寂しいし、何よりもったいない。セカストが来ると聞いてワクワクしてます。
道内「閉店業務スーパー」その後の動向まとめ
今回の苫小牧東店を含め、道内で閉店した業務スーパー店舗の「その後」にも注目が集まっています。
承継決定済みの5店舗
現在までに再利用が決まっているのは以下の5店舗です。
- 苫小牧東店 → セカンドストリート(今回の案件)
- 室蘭店・滝川店・すすきの狸小路店 → 良知経営が再開
- 岩見沢店 → ダイゼン運営の「DZマート」が出店(2025年4月オープン予定)
それぞれの地域で、スーパーやリユースショップとしての再出発が進んでいます。
再利用による地域活性化の期待
閉店した建物が再活用されることは、雇用や地域経済へのポジティブな影響が見込まれます。
特にスーパーやリユースショップのように地域密着型の業態は、地元民にとっての「日常の便利さ」に直結しますね。
まとめ
2024年に閉店した「業務スーパー苫小牧東店」の跡地に、2025年5月下旬、リユースショップ「セカンドストリート苫小牧東店」がオープン予定です。
地元民に親しまれていた建物が再活用されることで、地域に再び活気が戻ることが期待されます。
この記事をまとめると以下のとおりです。
- 業務スーパー苫小牧東店は、運営会社ケヒコの自己破産により閉店
- 跡地には、全国展開する人気リユース店「セカンドストリート」が出店決定
- 苫小牧市内では2店舗目のセカストで、駐車場完備
- 道内の他店舗も順次再開が進む中、地域活性化の象徴的な事例に
店舗閉鎖というマイナスの出来事を、再利用というプラスの動きで乗り越える苫小牧エリア。
これからの変化に、地元の期待が高まっています。