相模原市の23歳教員の名前は公表されてる?校長叱責で減給処分

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2025年8月21日、相模原市教育委員会が教職員に対する処分内容を公表。

その中で注目を集めたのが、「23歳教員が校長を大声で叱責」という、前代未聞の事案です。

報道を目にした多くの人が、「校長を叱責?」と、驚きを隠せなかったのではないでしょうか。

この記事では、

  • 相模原市の教員による校長叱責で、名前は公表されているのか
  • 校長を叱責したとされる具体的な経緯

について詳しく解説します。

目次

校長叱責の23歳教員の名前は公表されてる?

相模原市で校長を叱責し、減給処分となった23歳教員の名前は、公表されていません。

相模原市教育委員会が2025年8月21日に発表した処分資料には、

「私立小学校 教諭(23歳)」

との記載のみで、氏名や勤務校などの詳細情報は明らかにされていませんでした。

相模原市教育委員会(令和7年8月21日)発表資料を見る

名前が公表されない理由としては、以下のような点が挙げられます。

  • 教員本人のプライバシーを守るため
  • 社会的な制裁が過度にならないよう配慮されているため
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名前が公表される場合とは?

減給処分であっても、以下のようなケースでは教員の名前が公表されることがあります。

  • 社会的な影響が大きいと判断された場合
  • 報道機関や警察によってすでに実名が明らかにされている場合
  • 故意や重大な過失があった場合

しかし、今回の事案は、いずれの条件にも当てはまらなかったと見られます。

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相模原市の校長叱責の23歳教員による問題行為

※画像はイメージです

ここからは、今回、処分された教員の具体的な行為について見ていきましょう。

相模原市の発表資料と報道によれば、教員の問題行動は次のとおりです。

①大きな声で校長を叱責

令和7年5月15日、教員は児童の前で、校長に対して大声で叱責する行為に及びました。

その場にいた児童が泣いてしまうほどの強い口調だったとされており、不適切な言動と判断されました。

叱責の具体的な内容までは明らかにされていませんが、児童がいる教室内で起きたことで、教員としての配慮を欠いた行動といえます。

②児童に不適切な発言

令和7年6月3日、教員は教職員間の不和について、事実とは異なる内容を児童に話しました。

さらに、「この話は誰にも言わないように」と、口止めを行い、児童や保護者に不安を与えたとされています。

Yahoo!ニュースの報道によれば、教員は児童に対して次のように語ったとされています。

「先生が来週から休むのはいじめられたことが原因。いじめた先生の話は聞かないように。この話は誰にも話さないように」と話し、1カ月間の傷病休暇を取得した。

引用元:Yahoo!ニュース

この発言の後、教員は1か月間の傷病休暇に入りました。

③管理職に対する脅迫的な言動

教員は、職場内での業務上の配慮を管理職に繰り返し求めていました。

しかし、その要求が受け入れられない場合には、「職員間の不和を理由に年休を取る」と主張し、その理由を児童や保護者にも伝えると伝えていたとされています。

具体的には、

「年休を取る。理由は職員間の不和であることを、児童や保護者に話す」

といった発言をし、事実上、管理職を心理的に圧迫するような言動を行っていたとのことです。

④教務の放棄

この教員は、本来担うべき学習評価に関する業務を遂行せず、他の教職員に任せるなどの行為をしていたとされています。

こうした一連の行動を「職場の行為を著しく乱した」として、減給処分の一因としています。

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問題行為のきっかけは?

問題行動の発端は、令和7年4月10日に行われた教職員の打ち合わせの場とされています。

このとき、教員は校長の発言中に「笑ったように見えた」と、他の教諭から指摘を受けました。

それを「いじめ」と受け止めた教員は、以降、職場での言動が次第に過激化し、信頼関係が崩れていったと見られています。

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処分の内容は?

相模原市教育委員会は、この教員に対して「減給処分(1か月間、月給の10分の1)」を科しました。

あわせて、管理監督責任として、校長にも文書による訓告処分が下されています。

なお、教職員に対する懲戒処分には、以下のような種類があります。

処分の名称内容・概要
懲戒免職最も重い処分。公務員の身分を失い、即退職。
停職一定期間(1日以上6か月以下)、職務に従事できない(給与なし)
減給一定期間、月給の一部(原則1/10以内)減額。
戒告文書or口頭による厳重注意。給与への影響はほとんどない。
訓告・厳重注意始末書提出などを求める行政指導。
※法律上は懲戒処分に含まれないが記録が残ることも多い。
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SNSの反応は?

今回の「教員が校長を叱責して減給処分」というニュースは、SNSでも大きな話題となりました。

SNSではさまざまな意見が飛び交っています。

  • 「校長が叱責したと思えば逆?ビックリ!」
  • 「教員の立場で校長を叱責するって普通じゃない」
  • 「生徒の前で怒鳴るのは教育者としてアウト」
  • 「人不足で人材の質が落ちているのでは?」
  • 「背景にパワハラがあったのでは?一方的な処分に感じる」
  • 「今の教育現場のストレスの多さがわかる」
  • 「この教員、精神的に追い込まれてたのかも」

Xでは、関連ワードがトレンド入りするなど、注目を集めています。

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相模原市で校長叱責の23歳教員まとめ

この記事のまとめ

この記事では、相模原市で減給処分を受けた23歳教員の問題について、経緯や処分内容を解説しました。

教員は、校長を大声で叱責し、児童に対して不適切な発言を行うなど、複数の問題行動が確認されました。

その結果、相模原市教育委員会から減給処分を受け、管理責任として校長も文書訓告となっています。

この記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

  • 23歳教員の名前は公表されていない
  • 校長を叱責し、児童にも問題発言を行った
  • 処分内容は月給の10分の1の減給(1か月)
  • 校長も管理責任で文書訓告に
  • SNSでは名前の非公表や処分の軽さに賛否の声

教職員間のトラブルは、児童の安心や学習環境にも大きな影響を及ぼします。

こうした問題には、学校現場が適切かつ迅速に対処することが求められます。

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