参議院・西田昌司とは?妻や子供・ひめゆりの塔問題発言・ガス抜き要員と言われる理由

石破総理が自ら身を引き、総裁選を行うべきだ

これは、自民党の参議院議員・西田昌司氏が、2025年7月の両院議員懇談会で発言した一言。

しかしネット上では、「石破の前に西田昌司が辞めるべきでは?」との批判が殺到。

西田氏の支持層からも懐疑的な声が相次ぎ、再び世間の注目を集めています。

この記事では、西田昌司議員のプロフィールや妻や子供、過去の問題発言、そして「ガス抜き要員」と呼ばれる理由まで詳しく整理します。

目次

西田昌司の基本プロフィール

本人のXより引用

参議院議員の西田昌司は、京都市出身の政治家で税理士です。

西田昌司参議院議員の誕生日や年齢などの基本プロフィールをまとめます。

  • 氏名:西田 昌司(にしだ しょうじ)
  • 生年月日:1958年9月19日(昭和33年)
  • 年齢:66歳(2025年7月時点)
  • 出身地:京都府京都市(南区西九条高畠町在住)

西田昌司の学歴

西田昌司参議院議員の学歴は、以下の通りです。

  • 京都市立塔南高等学校卒業
  • 滋賀大学経済学部卒業(1981年、昭和56年)

卒業後は税理士資格を取得し、税理士事務所を開設しています。

西田昌司の経歴は?

西田昌司氏の大学卒業後の経歴をご紹介します。

  • 税理士試験合格(昭和59年)。
  • 税理士事務所開設(昭和62年)。
  • 京都府議会議員5期連続トップ当選(平成2年〜平成19年)。
  • 参議院議員初当選(平成19年・2007年)以降、3期連続トップ当選。
  • 自由民主党の財政・税制政策に関わる重要ポスト多数。
  • 与党の北陸新幹線敦賀・大阪間整備推進委員長。
  • 自由民主党京都府支部連合会会長。

政治スタンスとしては保守派の代表的存在です。

家族制度やジェンダー政策(選択的夫婦別姓、同性婚、LGBT法案)には慎重・反対の立場を取っています。

西田昌司の妻について

西田昌司氏は、既婚者で妻がいます

妻は一般人であるため、具体的な情報はほとんど公開されていません

名前、年齢、職業などの詳細は不明で、メディアへの露出も極めて限られています。

西田昌司の子供と関連する脅迫事件

西田昌司氏には、2人の息子がいますが、個人情報は非公開となっています。

過去には、彼の政治活動に関連した脅迫事件が発生しました。

  • 2017年6月、「息子を殺す」という脅迫電話が事務所に届く
  • 西田氏の「テロ等準備罪」推進への関与が要因とみられる
  • 被害は未遂、犯人は特定されず

この事件を受けて、西田昌司氏の家族構成や子供に関する情報は厳しく制限され、安全面を考慮し非公開が徹底されています。

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西田昌司の過去の問題発言|ひめゆりの塔を巡る発言が物議

自民党の参議院議員・西田昌司氏は、2024年に沖縄県で開かれたシンポジウムに登壇した際、沖縄戦で犠牲となった「ひめゆり学徒隊」についての発言が問題視されました。

問題となった発言の内容

西田氏は、沖縄県糸満市にある「ひめゆりの塔」に関する展示説明について、以下のように発言。

日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆり隊が死ぬことになり、アメリカが入ってきて沖縄が解放されたという文脈で書いてある。歴史を書き換えるとこういうことになってしまう

この発言は、沖縄戦に対する歴史認識を否定・歪曲するものとして、沖縄県民や遺族団体から強い批判を浴びました。

西田昌司の謝罪と発言撤回

発言後の2024年4月9日、西田氏は記者会見を開き、以下のように説明・謝罪しました。

  • 「丁寧な説明なしに、ひめゆりの塔の名前を出したことは非常に不適切だった」
  • 沖縄県民や関係者に深くおわび申し上げる」
  • 「発言は撤回・訂正・削除したい」

このように、西田昌司氏の発言は、沖縄戦の記憶や慰霊の場を軽視したとして強い反発を招いた問題発言となりました。

西田昌司が「ガス抜き要員」と言われる理由とは?

西田昌司氏は、しばしば「ガス抜き要員」と言われることがあります。

「ガス抜き要員」とは、国民の不満を受け止める役目の政治家のことです。

強いことを言っているように見えても、実際は何も変えません。

体制に逆らわず、改革もしないため、不満が爆発しないよう調整する存在です。

Screenshot

西田昌司氏が「ガス抜き要員」と言われるのは、以下のような理由があると考えられます。

1. 批判はするが実行は伴わない

西田昌司氏は、財務省批判消費税反対など強い主張を繰り返しています。

しかし、実際には目立った政策転換には結びついておらず、「発言だけ」で終わることが多いと指摘されています。

2. 改革派を装いながら慎重派

西田昌司氏は、「改革」を掲げつつも、自民党の方針や財務省の路線に同調する姿勢を崩しません。

本質的な制度改革には踏み込まず、「期待させるだけ」との印象を持たれています。

3. 不満の受け皿として機能している

西田昌司氏は、政府への不満や怒りを代弁するような発言をします。

その結果、国民の怒りが政府に向かわず、西田氏で止まってしまうことがあります。

これにより、政府の方針はそのまま維持され、改革にはつながりません。

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まとめ|西田昌司は“保守の論客”か、“ガス抜き要員”か?

この記事のまとめ

自民党の西田昌司参議院議員は、保守派の代表格として長年国政に関わってきました。

財務省批判や消費税への反対発言などで注目される一方、実際の政策変化に乏しい点から「ガス抜き要員」とも揶揄される存在です。

また、「ひめゆりの塔」発言の炎上や、家族に対する脅迫事件など、政治活動に伴うリスクや批判も抱えてきました。

今後も、西田氏が本当の改革を目指す政治家となるのか、それとも体制内での“代弁者”にとどまるのかは、多くの有権者の関心を集めるでしょう。

発言と行動のギャップが問われる中、保守政治の現在地を映す存在として、引き続き注視が必要な人物です。

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