夏目げんりの前職は納棺師!マガジン連載の『夜鐘のキト』作者の経歴まとめ

週刊少年マガジンで連載中の『夜鐘のキト』

作者の夏目げんり先生は、納棺師や役者など異色の経歴を持つ漫画家。

単行本を全ページ描き直すという異例の対応も注目されています。

この記事では、夏目げんり先生のプロフィールや経歴、夏目げんり先生の作品の魅力を紹介します。

目次

夏目げんり先生の基本プロフィールと略歴を紹介

出典:夏目げんりXアカウント

夏目げんり先生の基本プロフィールをご紹介します。

  • 1991年9月15日生まれ
  • 出身:大阪府(千葉出身との噂もあり)
  • 受賞歴:MGP奨励賞
  • 趣味:鳥類のクチバシ観察、グラスアイ集め

夏目げんり先生は、2025年8月現在で33歳です。

夏目げんり先生の経歴は?納棺師の経験も

舞台役者やイラストの仕事も経験

夏目げんり先生は、漫画家としてデビューする前に、役者として舞台に立っていた時期がありました。

舞台美術を学ぶ目的で参加したオーディションに合格し、役者として出演したことがあるそうです。

「お遊びで齧っていた程度」と、夏目げんり先生ご本人は語っています!

また、イラストレーターデザイン関連の仕事にも携わっており、自身の表現力を磨くために幅広いジャンルに挑戦。

当時は、アルバイトをしながら創作活動を続けており、その経験が後の『夜鐘のキト』にも大きく活かされています。

納棺師として長年勤務

夏目げんり先生の経歴の中でも、特に注目されているのが、「納棺師」としての経験

長期間にわたって納棺の仕事に従事しており、命の重みや人間の尊厳に日々向き合ってきたとのこと。

こうした経験は、漫画『夜鐘のキト』に登場するキャラクターたちの死生観や感情表現に強く反映されています。

“生と死”“孤独と再生”といったテーマに説得力を持たせているのは、夏目げんり先生の実体験に基づく視点があるからこそですね。

MGP(マガジングランプリ)奨励賞を受賞

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005168.000001719.html

夏目げんり先生は、講談社が主催する新人漫画賞「MGP(マガジングランプリ)」で、奨励賞を受賞

この受賞をきっかけに、本格的に漫画家としての道を歩み始めました。

MGPは後に「マガジンライズ」へと名称変更されましたが、多くの若手作家がここから巣立っています。

夏目げんり先生もその一人であり、賞を通じて週刊少年マガジン編集部とつながり、デビューに至りました。

役者、納棺師、デザイン関係といった多彩な経歴を経て、夏目げんり先生は“異色の新人漫画家”として高く評価される存在となっています。

夏目げんり先生のXアカウント紹介

夏目げんり先生は、X(旧Twitter)で、積極的に情報発信を行っています。

投稿では、『夜鐘のキト』のラフスケッチ、制作過程の裏話なども紹介されており、ファン必見の内容となっています。

ときには日常の出来事や創作への思いを綴ったポストもあり、夏目げんり先生の人柄が伝わるアカウントです。

『夜鐘のキト』の最新情報をいち早くチェックしたい方は、ぜひフォローしておきましょう。

『夜鐘のキト』とは?あらすじと作品の魅力

少年ロアンとエルフのキトの出会い

『夜鐘のキト』は、夏目げんり先生が週刊少年マガジンで連載中の魔法ファンタジー作品です。

奴隷のように扱われていた少年ロアンが、正体不明のエルフ・キトと出会うところから物語が始まります。

キトは、かつて、悪名高い処刑部隊「夜鐘(やしょう)」に属していた魔法使いでした。

魔法使いたちの過酷な世界観

『夜鐘のキト』の世界では、魔法使いは「異端」として迫害される存在

夏目げんり先生は、過去の納棺師経験などを通じて得た“死生観”を物語に反映させ、重厚な空気を作り上げています。

嫌われ者が世界を救う

迫害される魔法使いたちが、やがて世界を救う存在へと変わっていく。

夏目げんり先生が描く“異端者の逆転劇”は、多くの読者の心をつかんでいます。

希望と絶望の狭間を描くストーリーに、今後も注目が集まります。

単行本を全ページ描き直す情熱!

読者の「読みづらい」声に真摯に対応

『夜鐘のキト』単行本第1巻は、なんと全ページ描き直しという異例の仕様で発売されます。

きっかけは、雑誌連載時に届いた「読みづらい」という読者の声。

夏目げんり先生は、それを真摯に受け止め、修正ではなく全ページ描き直すことを決断

描き直しを決断した夏目げんり先生の覚悟

描き直しは、連載と並行するハードな作業

それでも夏目げんり先生は、「ここで折れては読者に不義理」と考え、自ら希望して描き直しを決意。

プロとしての誠実さと作品への強い責任感が伝わってきます。

編集部も驚いた、異例の対応と制作秘話

編集部は当初、通常の「手直し」で進めるよう説得していたそうですが、夏目げんり先生の意志は固く、ついに全ページ差し替えが決定。

「他の作家さんはマネしないでください」

と語るほどの情熱と努力が詰まった単行本となっています。

この一冊には、夏目げんり先生の読者への感謝とプロとしての矜持が込められています。

夏目げんり先生の経歴まとめ

この記事のまとめ

夏目げんり先生は、納棺師や役者など多彩な経歴を経て漫画家としてデビュー。

代表作『夜鐘のキト』では、魔法使いの迫害や命の尊厳といった重厚なテーマを描き、多くの読者の心をつかんでいます。

とくに、単行本第1巻を全ページ描き直すという異例の対応には、夏目げんり先生の作品愛と読者への誠意が詰まっています。

Xでは、制作の裏側やラフ画も公開されており、ファンにとっては見逃せない情報源です。

ぜひ『夜鐘のキト』を手に取り、夏目げんり先生の創り出す世界観に触れてみてください。

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