南富良野町の玄関口ともいえる「道の駅 南ふらの」が、約半年間の改修工事を経て2025年4月26日にいよいよリニューアルオープンします。
国の「重点道の駅」にも選ばれた同施設は、アウトドア観光の拠点としても期待されており、新たな複合商業施設や緑地公園、子育て支援スペースなどが加わり大幅に進化します。
- 道の駅「南ふらの」のリニューアル概要と見どころ
- オープン日や営業再開に関する詳細
- 施設の所在地・アクセス方法
道の駅「南ふらの」のリニューアル内容と特徴

南富良野町に位置する道の駅「南ふらの」が、観光と地域の暮らしを支える多機能な施設へと生まれ変わります。
新たな魅力を備えたリニューアル内容について、詳しくご紹介します。
観光と暮らしを支える複合施設に進化
道の駅「南ふらの」は、リニューアルで、観光客と地域住民双方のニーズを満たす複合施設として大きく進化します。
その中心となるのが、アウトドアブランド「モンベル」の店舗。
登山用品やキャンプグッズなど、南富良野の自然を楽しむためのアイテムがそろい、道の駅「南ふらの」からそのまま自然体験へと出発できる利便性が魅力です。
さらに、南富良野町の地元食材を使ったレストランや、もち米・そば粉・ワカサギなどを楽しめるフードコートも新設されます。
「森のパン屋」では焼きたてパンが人気を集めており、観光の合間に立ち寄りたいスポットのひとつです。
自然体験を楽しめる緑地公園も新設
リニューアルされた道の駅「南ふらの」では、施設の周囲に広がる緑地公園も大きな見どころの一つです。
花エリアやイベント広場に加え、カヌー体験ができる親水エリア、さらにはボルダリングなどのアクティビティが楽しめる遊具エリアまで整備される予定です。
特に南富良野町は「かなやま湖」や空知川など水辺資源に恵まれており、道の駅「南ふらの」からすぐにアウトドアを満喫できる環境は大きな強みです。
観光地としての魅力がさらに高まること間違いなしです。

自然の中で遊べる場所が道の駅に併設されるって素敵!
子育て支援と防災機能も強化
道の駅「南ふらの」のリニューアルは、観光面だけでなく地域の生活インフラとしての機能も見逃せません。
授乳室や多目的トイレが新設されるほか、ベビー用品や紙おむつ、液体ミルクなどの備蓄も強化され、子育て世代に優しい設計が随所に施されています。
さらに注目すべきは、防災拠点としての機能強化です。
災害時や大規模停電に対応するため、72時間分のエネルギー供給が可能なシステムの導入が計画されており、安心して避難できる環境が整いつつあります。
このように、道の駅「南ふらの」は単なる観光施設にとどまらず、「暮らしの安心」と「地域の魅力」を兼ね備えた、まさに次世代型の道の駅として生まれ変わろうとしています。



道の駅「南ふらの」って、ただの観光施設じゃなくて、人を迎える「あたたかさ」がある場所になりそうだなと感じました。
リニューアルオープンは2025年4月26日
長らくの休館を経て、いよいよ道の駅「南ふらの」が新しく生まれ変わります。営業再開の日程と、それまでの動きについて詳しくご紹介します。
一時休館期間は2024年10月1日〜2025年4月下旬
道の駅「南ふらの」はリニューアル工事に伴い、2024年10月1日から一時休館に入っています。
全面オープンは2025年4月26日を予定しており、およそ半年以上にわたる大規模改修が行われています。
とはいえ、すべての施設が完全に閉まっているわけではありません。
モンベル南富良野店、レストラン「メープル」、フードコート各店、森のパン屋など、複合商業施設の一部は休館期間中も営業を継続。
さらに、道の駅に併設されている24時間トイレも通常通り利用可能なので、ドライブの立ち寄りにも困ることはありません。
また、観光情報や一部商品については、2024年10月4日から南富良野情報プラザの1階に移転した振興公社と観光協会のブースで引き続き提供されています。
道の駅「南ふらの」の最新情報を知りたい方は、情報プラザに足を運んでみるのもおすすめです。
オープニングイベントや新商品にも注目
待ちに待ったリニューアル当日、2025年4月26日にはオープニングイベントが予定されています。
新たに整備された道の駅「南ふらの」を記念し、地元特産品を使った限定メニューの販売や、記念セールの開催も計画されており、初日から盛り上がりを見せそうです。
今回のリニューアルで追加された新商品や体験型コンテンツも見逃せません。
たとえば、地元産そば粉を使ったグルメや、ワカサギを使ったオリジナル商品など、南富良野ならではの味覚が勢揃いします。



リニューアル初日はきっと地元の方も観光客もたくさん来ると思うので、オープン直後のワクワク感を味わいたい人は、ちょっと早めの時間に行くのがおすすめかも!
道の駅「南ふらの」の場所とアクセス情報


道の駅「南ふらの」は、北海道旅行の中継地としても、アウトドアの拠点としても最適なロケーションにあります。
観光で訪れる方にとって便利なアクセス方法や、周辺の魅力をご紹介します。
南富良野町は道央と道東を結ぶ絶好の中継地
道の駅「南ふらの」は、北海道の中央部を東西に横断する国道38号線沿いに位置しています。
南富良野町自体が、札幌・旭川・帯広といった主要都市からアクセスしやすく、道央と道東を結ぶ交差点的な存在となっており、道内を車で巡る旅行者にとってまさに絶好の休憩ポイントです。
その立地の強みから、道の駅「南ふらの」は年間約30万人もの利用者を誇り、南富良野町内でも圧倒的な集客力を持つスポットとなっています。
サイクルツーリズムの中継点としても注目
さらに近年注目を集めているのが、サイクリング愛好者向けの施設整備です。
道の駅「南ふらの」には、すでに「南富良野サイクルステーション」が設置されており、ロードバイクのラックやメンテナンス用の空気入れ、軽食を楽しめるスペースも完備。
サイクルツーリズムの拠点として人気が高まっています。
道の駅「南ふらの」周辺には、アップダウンのある絶景ルートが広がっており、ライダーたちにとっては「走る楽しみ」と「休む安心」が共存する理想的な環境です。



自転車旅をする友人が「ここに立ち寄ると元気が出る!」って言ってました。補給も景色もバッチリで、また走り出したくなる場所だそうです。
周辺には観光資源も豊富
道の駅「南ふらの」から少し足を伸ばせば、魅力的な観光スポットが数多くあります。
たとえば、人工湖として知られる「かなやま湖」では、夏のカヌーやSUP(スタンドアップパドル)、冬のワカサギ釣りなど、年間を通してアウトドア体験が楽しめます。
また、JR幾寅駅として知られる映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地「幌舞駅」も、道の駅「南ふらの」から車で10分程度の距離にあります。
今なお多くの映画ファンが訪れる人気スポットです。
このように、道の駅「南ふらの」はアクセスの利便性と豊かな観光資源を併せ持ち、「ちょっと立ち寄るだけ」ではもったいない、“滞在したくなる道の駅”として生まれ変わりつつあります。
道の駅「南ふらの」リニューアルのまとめ
観光と暮らしの機能を兼ね備えた道の駅「南ふらの」が、地域と旅人をつなぐ新たな拠点として生まれ変わります。自然と調和した魅力あふれる施設に、期待が高まります。
- 2025年4月26日、「道の駅 南ふらの」がついにリニューアルオープン!
- モンベルや地元食材のレストラン、キッズスペース、緑地公園などを備えた複合型観光施設へと進化
- 休館期間は2024年10月1日〜2025年4月下旬ですが、トイレや一部店舗は営業継続中
- 南富良野町は自然とアクティビティが豊富なアウトドア天国。道の駅を拠点に、1日中楽しめます
ぜひ、リニューアルした道の駅「南ふらの」で、新しい旅の思い出を作ってみませんか?