STV「どさんこワイド」で毎日放送されている人気の料理コーナー。
軽快なトークと、家庭でもすぐ真似できる手軽なレシピで登場する、エプロン姿の明るい女性を見て「この人、誰だろう?」と気になった方も多いのではないでしょうか?
その人物こそ、北海道が誇る料理研究家・星澤幸子(ほしざわ さちこ)さんです。
「毎日見てるけど、実は年齢や経歴はよく知らない」「なんであんなに長く出続けてるの?」「あの明るさと安心感の理由が知りたい」
――この記事では、星澤さんのプロフィールやこれまでの歩み、そして長年にわたり道民に愛されてきた理由を、どさんこ目線でわかりやすくご紹介します。
星澤幸子とは?|「どさんこワイド」でおなじみの料理研究家
北海道を代表する料理研究家・星澤幸子さんのプロフィールや、テレビ出演までの歩みをご紹介します。
1951年生まれ・南富良野町出身
星澤幸子(ほしざわ・さちこ)さんは、1951年4月10日生まれの北海道・南富良野町出身。
広大な自然に囲まれた土地で育ったことが、後の「北海道の食材を活かした料理づくり」に大きく影響を与えています。
高校卒業後は名寄女子短期大学(現・名寄市立大学)家政科に進学し、料理の専門知識と技術を学びました。
料理一筋50年以上!メディア・講演でも大活躍
短大卒業後、札幌の横内クッキングスクールに勤務。
その後、1976年にSTV「2時のワイドショー」で料理コーナーに出演し、テレビ出演のキャリアがスタートします。
1991年にはSTV「どさんこワイド」が始まり、料理コーナー「奥様ここでもう一品」にレギュラー出演。
現在の「どさんこ☆キッチン」へと続く道を切り開き、北海道の家庭料理の顔として圧倒的な存在感を放っています。
ギネス認定!出演回数8000回超のレジェンド
料理コーナーへの生出演回数は8000回以上にも及び、2002年にはギネス世界記録にも認定されました。この記録は今も更新され続けています。
毎日違うメニューを、飽きずに、わかりやすく、楽しく紹介できるのは、まさに星澤さんならではの実力と人柄あってこそ。
道民にとっては、「星澤さんが出てると安心する」「今日の夕飯、決まった!」という日常の頼れる存在です。
なぜ人気?星澤さんが長年支持され続ける理由
星澤幸子さんがなぜ道民に長年愛され、テレビ出演を続けているのか、その魅力と理由を探ります。
北海道の食材を活かした“家庭料理”へのこだわり
星澤さんの料理は、北海道の旬の食材を活かした、手軽でおいしい家庭料理が基本です。
特別な調味料や難しい工程は必要なく、「冷蔵庫にあるもので作れる」「時間がない日でも助かる」と、多忙な主婦や一人暮らしの方にも好評です。
地産地消を大切にしながら、誰もが作れる“ふつうのごはん”をおいしく楽しく届ける。このスタイルが、世代を超えて支持される理由の一つです。
手軽・実用・彩りを大切にしたレシピ構成
星澤さんのレシピには、「作りやすさ」「健康」「彩り」の三拍子がそろっています。
盛り付けには赤・黄・緑などの色合いを意識し、食卓が明るく楽しくなる工夫が随所に見られます。
また、調理工程も短くシンプル。忙しい平日の夕飯にもぴったりで、「今日の晩ごはん、これにしよう」と思える“即戦力レシピ”の宝庫です。
元気で親しみやすいトーク力とキャラクター
そして何よりも、星澤さんが長く愛されている理由はその明るくて朗らかな人柄にあります。
テレビの画面越しでも伝わる元気な声と、独特な言い回し(「さん」を付けて食材を呼ぶなど)が親近感を生み出します。
また、「この食材さんにはこの子が合うんです」など、まるで料理と会話しているようなやりとりも星澤さんらしさの一つ。
“北海道のお母さん”のような存在感が、多くの視聴者の心に残っているのです。
経歴まとめ|テレビ出演・会社経営・書籍出版まで
星澤幸子さんのこれまでの歩みを、テレビ出演・企業経営など多方面の活躍に分けてご紹介します。
クッキングスクール勤務から「どさんこ」へ
1971年、名寄女子短期大学を卒業した星澤さんは、札幌市内の「横内クッキングスクール」に勤務。
その後、1976年にはSTV「2時のワイドショー」の料理コーナーにレギュラー出演し、テレビの世界へと飛び込みます。
1991年からは「どさんこワイド179」に出演し、料理コーナー「奥様ここでもう一品」(のちの「どさんこ☆キッチン」)で、北海道の家庭に日々の献立を届け続ける存在となりました。
自身の企業を複数運営、食育・地域貢献にも尽力
星澤さんは実業家としての顔も持ち、「星澤クッキングスタジオ」「星澤フードサービス」「幸コーポレーション」など、複数の会社を代表として運営しています。
料理教室やレシピ開発、食育活動などを通じて、食を通じた地域づくりや教育の分野でも活躍しています。
また、道の駅南ふらのに開業した「ほしざわや故郷店」では、郷土料理や道産素材を活かした商品をプロデュース。
地域に根ざした活動を続けています。
まとめ|星澤幸子さんは“北海道の味”を伝える生きるレジェンド
どさんこワイドの料理コーナーでおなじみの星澤幸子さんは、家庭に寄り添う“北海道の母”のような存在です。
料理研究家としてだけでなく、テレビや出版など多彩な分野で活躍してきました。
- 北海道・南富良野町出身、1951年生まれの料理研究家
- STV「どさんこワイド」で1991年から料理コーナーに出演
- 生出演8000回以上のギネス記録保持者
- 北海道の食材を活かした手軽で実用的なレシピが人気
- テレビ出演に加え、料理教室・講演・書籍出版でも活動中
- 親しみやすいキャラクターと彩り豊かな料理が魅力
「あの人誰だろう?」から始まった興味が、きっと“食の楽しさ”を見つけるきっかけになるはず。
ぜひ一度、星澤さんのレシピや言葉にも耳を傾けてみてくださいね。