北海道には、道民に愛され続ける不思議な炭酸飲料「ガラナ」があります。
ガラナは北海道で広く販売されている飲み物ですが、その種類はさまざま。
コンビニやスーパーで手軽に買えるものから、地域限定でしか手に入らないものまで、多くのバリエーションがあります。
今回は、北海道で販売されているガラナの種類を詳しく解説します。
北海道旅行の際に飲んでみたい方や、道民の方もぜひ参考にして、お気に入りのガラナを見つけてみてください。
ガラナは北海道の道民の定番ドリンク
北海道で長年親しまれている「ガラナ」。
コーラのような炭酸飲料ですが、北海道以外ではほとんど見かけない、不思議な存在です。
そんなガラナについて、少し説明します。
ガラナの原材料と味の特徴
ガラナは、ブラジル原産の「ガラナ」という植物の種子を原料とした飲み物です。
カフェインを豊富に含んでおり、エナジードリンクのような効果があるのが特徴です。
味はコーラに似ていますが、甘さの中にスパイシーさがあり、薬草のような独特の後味があります。
また、しっかりした炭酸の爽快感も楽しめるため、一度ハマるとクセになる人も多い飲み物です。
筆者ガラナの種子はこちら。
北海道でガラナが定着した理由
ガラナが北海道で定着した背景には、1950年代のコカ・コーラの進出遅れがあります。
当時、コカ・コーラが全国的に普及し始める中で、北海道への展開は遅れていました。
その間に地元メーカーが独自にガラナ飲料の製造・販売を開始し、道民の間で広まったのです。
今でも北海道のスーパーやコンビニでは、さまざまな種類のガラナが販売されています。
ガラナは種類がたくさん
北海道には複数のガラナ飲料メーカーがあり、それぞれ独自の味わいを生み出しています。
北海道全域で購入できる定番のガラナはもちろん、特定の地域でしか手に入らないご当地ガラナまで、幅広くご紹介していきます。
北海道旅行の際に見かけたら、ぜひ試してみてください。
地域ごとの特色が感じられる、個性的なガラナも楽しめますよ！
北海道の定番ガラナは3つ
ここでは、北海道全域のコンビニやスーパー、ドラッグストアで手軽に購入できる定番のガラナをご紹介します。
どれも入手しやすく、北海道民に長く親しまれている商品です。
コアップガラナ（小原株式会社）
日本で最初に販売されたガラナ飲料で、道民にとってなじみ深い一品。
スッキリした甘さとほのかな苦味が特徴です。
筆者1960年発売のようです。歴史あるガラナですね。
キリンガラナ（キリンビバレッジ）
キリンが製造するガラナで、コーラに近いスッキリとした飲み口が魅力。
全国的なメーカーであるキリンが手掛けているため、飲みやすさも抜群です。
筆者私は、キリンのガラナが一番好きです。味が濃くて、ガラナを堪能できます。
セイコーマートのガラナ（プライベートブランド）
北海道限定のコンビニ「セイコーマート」が販売するガラナ。
手頃な価格で購入でき、気軽に試せるのが特徴です。
筆者セイコーマートは、北海道の田舎にも店舗があるので、手に入りやすいです。
それぞれ味わいが異なるため、飲み比べを楽しむのもおすすめです。
自分好みのガラナを探してみてください！
北海道のご当地ガラナをご紹介
北海道でも一部の地域やお店でしか販売していないガラナをご紹介。
北海道民の私でも、見たことのないガラナも多数ありました。
お気に入りのガラナを見つけてみてください。
ラッキーピエロのガラナ
ラッキーピエロは、北海道・函館市に本社を構えるハンバーガーチェーン店です。
1994年に創業され、北海道内を中心に展開しており、特に函館では非常に人気があります。
そんなラッキーピエロのガラナがこちら。
パッケージもポップで可愛いです。
函館ガラナ
次は人気観光地の函館ガラナです。
北海道のご当地コンビニであるセイコーマートに売っているようです。
函館ガラナは、アマゾンでの取り扱いがありました。
筆者函館ガラナは道民の私も見たことがありません！
シマエナガのガラナ
北海道を代表する小鳥の「シマエナガ」柄のパッケージのガラナ。
ガラナの色も白やピンクで綺麗です。
ポチップ
富良野天然水仕込みガラナのガラナ
富良野天然水仕込みガラナというガラナもありました。
北海道の富良野の水を使っているようです。
D51ガラナ
D51ガラナは、北海道の地元企業である「サッポロドリンク」から販売されているガラナ飲料の一種です。
名前の「D51」は、かつて北海道で活躍した蒸気機関車「D51型蒸気機関車」に由来しています。
筆者鉄道好きにはおすすめです。
コアップガラナの変わり種
定番のガラナでご紹介したコアップガラナですが、種類が他にもあるようです。
0カロリーやみかんフレーバーのガラナがありました。
筆者0キロカロリーはありがたい！
ほっきカレー専用ガラナ
北海道の苫小牧市にあるほっきカレーが有名な「マルトマ食堂」のガラナ。
ほっきカレーとの相性が良いガラナになっているそうです。
筆者ほっきカレーと一緒に味わってみたいですね！
まとめ：北海道にはまだ見ぬガラナがたくさんある
今回は北海道のガラナについてご紹介しました。
ガラナは、北海道の定番ドリンクで、ブラジル原産のガラナという植物の種子を原料とした炭酸飲料です。
北海道のガラナには多くの種類があり、地域や販売場所によっても異なる味わいを楽しむことができます。
定番のガラナとしては、コアップガラナ、キリンガラナ、セイコーマートのガラナの3つが広く流通しています。
それぞれのガラナは、独自の味わいを持ち、飲み比べを楽しむことができます。
さらに、定番以外にも、北海道の一部の地域やお店でしか手に入らない特別なガラナも存在します。
地域限定のガラナを見つけて、地元ならではの味を楽しんでみてください。
北海道を訪れる際には、ぜひ地元のガラナを試して、自分の好みの味を見つけてみましょう。