【韓国・統一教会】韓鶴子(ハンハクチャ)総裁とは何者?経歴・逮捕の経緯・人物像・家族まとめ

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韓鶴子(ハン・ハクチャ)さんといえば、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の総裁であり、教祖・文鮮明氏の後妻として知られる存在です。

2025年9月には、政治資金法違反や請託禁止法違反の疑いにより逮捕され、大きな波紋を呼んでいます。

この記事では、

  • 韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の逮捕までの経緯
  • 韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の容疑内容
  • 韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の人物像と影響力
  • 韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の家族構成

について解説します。

目次

韓鶴子の逮捕までの流れ

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の逮捕までの流れを、時系列で整理します。

  • 2025年9月17日、韓鶴子総裁は特別検察官による事情聴取のため出頭しました。
    • これは、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻が教団から高級バッグを受け取った疑惑などに関連しています。
  • これまで体調を理由に出頭要請を拒否していましたが、この日、初めて出頭しました。
  • その後、検察は、政治資金や高級品を提供し、教団に有利な扱いを依頼した疑いで逮捕状を請求。
  • 2025年9月22日、ソウル中央地裁は「証拠隠滅の恐れがある」と判断し、逮捕状を発付して逮捕。

取り調べでは容疑を否認したものの、裁判所は逮捕を妥当と判断しました。

この逮捕は、旧統一教会と政治権力との関係をめぐる疑惑の核心を解明する重要な動きです。

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韓鶴子の容疑内容

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁が問われている容疑は、主に以下の2点です。

政治資金法違反

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は、教団の元幹部を通じて、尹前大統領の側近に不正な資金提供を行ったとされています。

この資金提供は、教団に対する政治的便宜を見返りとしたもので、違法性が強く疑われています。

請託禁止法違反

尹前大統領の妻・金建希被告に対して、高級ブランドバッグやネックレスなどの贈り物を渡し、教団に有利な対応を依頼した疑いです。

検察は、これらの行為が「見返り目的の不当な利益提供」に該当するとしています。

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は、任意の事情聴取では一貫して否認してきましたが、証拠隠滅のリスクが高いと判断され、逮捕に至りました。

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韓鶴子の人物像とは?

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の総裁であり、文鮮明氏の死後、教団全体の実権を掌握した存在です。

文鮮明氏とは、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の創始者であり、自らを「再臨のメシア」と称した宗教指導者

文鮮明氏

「神の独身女」と称されるほど、教団内部でのカリスマ性は非常に高く、宗教指導者としてだけでなく、政治やビジネスにも強い影響力を持ってきました。

特に、2022年の韓国大統領選では、教団が尹錫悦氏を公然と支持し、その背景には資金提供や癒着の構図があったとされています。

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は、強い統率力と影響力を持ちながらも、その一方で政治介入や権力との癒着により、多くの批判と捜査の対象となってきた人物です。

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韓鶴子の基本プロフィール

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の基本的な情報を以下にまとめます。

  • 生年月日:1943年2月10日(陰暦1月6日)※2025年9月現在で82歳
  • 出生地:平安南道安州郡(現在の北朝鮮地域)
  • 教団:世界平和統一家庭連合 総裁
  • 主な役職:世界平和女性連合、天宙平和連合 総裁
  • 家族構成:文鮮明氏の後妻
  • 経歴:1992年 世界平和女性連合を設立、国連NGOから平和賞受賞経験あり

長年にわたり教団の中枢に君臨し、国内外に大きな影響を及ぼしてきた人物です。

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韓鶴子の経歴

韓鶴子さんのこれまでの主な経歴を、時系列で紹介します。

  • 1960年:文鮮明氏と「聖婚式」を挙げ、教団内で「真の母」としての地位を確立
  • 1992年:国際NGO「世界平和女性連合(WFWP)」を創設、女性リーダーとしての活動を本格化
  • 2000年代以降:文鮮明氏と共に、各国の首脳や宗教指導者と交流し、平和活動を展開
  • 2012年:文鮮明氏が死去、韓鶴子さんが教団の総裁として全権を掌握
  • 以降現在まで:宗教・政治・経済の各分野で活動を継続しつつ、教団分裂や政治資金問題などにも関与

韓鶴子さんは、宗教的リーダーとしての枠を超えて、世界的な舞台でも存在感を発揮してきました。

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韓鶴子の家族構成

次に、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の家族について説明します。

夫:文鮮明(故人)

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は、1960年に文鮮明氏と「聖婚式」を挙げました。

文鮮明氏は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の創始者であり、絶大な宗教的権威を持っていました。

子ども:13人(息子7人、娘6人)

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁と文鮮明氏の間には13人の子どもがいます。

長男と次男はすでに故人。

三男の文顯進(ムン・ヒョンジン)さんと七男の文亨進(ムン・ヒョンジン)さんは、それぞれ独自の教団を設立し、本流と対立しています。

家族構成は複雑であり、教団内部の権力構造や路線対立にも深く関わっています。

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旧統一教会・韓鶴子(ハンハクチャ)総裁まとめ

この記事のまとめ

この記事では、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁について解説しました。

韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は、旧統一教会の実質的なリーダーであり、政治や宗教界に強い影響を与えてきた人物です。

この記事の内容をまとめると、以下の通りです。

  • 韓鶴子(ハンハクチャ)総裁は2025年9月に逮捕
  • 容疑は政治資金法違反と請託禁止法違反
  • 教団の実権を掌握したカリスマ指導者
  • 韓国政界との癒着疑惑で注目されている
  • 家族構成は複雑で、後継争いも存在

今後の裁判や教団の動向からも、目が離せません。

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