フィリピン・マニラで起きた日本人2人射殺事件に、新たな重大事実が明らかになりました。
なんと、首謀者は日本在住の日本人。
金銭トラブルをきっかけに、フィリピン人の兄弟に2300万円の報酬で殺害を依頼していたと、警察当局が発表しました。
この記事では、事件の詳細・背景・関係者の情報、さらに日本人旅行者が取るべき安全対策まで、最新情報に基づいて詳しく解説します。
フィリピンで日本人2人が射殺される事件が発生

2025年8月15日夜、フィリピン・マニラの繁華街で、観光に訪れていた日本人男性2人が銃撃され死亡しました。
2人はタクシーから降りた直後に銃撃を受け、その場に倒れました。犯人は所持品を奪い、バイクで逃走したとされています。
フィリピン日本人銃撃事件が起きた場所はどこ?

事件が発生したのは、フィリピン・マニラ首都圏の繁華街です。
周囲には飲食店やホテルが多く、外国人観光客が集まるエリアでした。
被害者の身元が判明

被害者の名前は、現地警察により公表されています。
- ナカヤマ アキノブさん(41歳):静岡県出身
- サトリ ヒデアキさん(53歳):福岡県出身
宿泊先ホテルのすぐ近くで、事件に巻き込まれたとみられています。
亡くなられたお二人のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
首謀者は日本人、実行犯はフィリピン人の兄弟

事件の実行犯として、フィリピン人の
- アルバート・マナバット容疑者(50)
- アベル・マナバット容疑者(62)
が逮捕されました。
実行犯2人であるは、900万ペソ(約2300万円)の報酬で殺害を引き受け、1万ペソ(約2万6000円)の頭金をすでに受け取っていたとのことです。

この事件の首謀者である日本人については、まだ公表されていません。
金銭トラブルが動機に
現地警察の捜査によると、首謀者と被害者2人の間には金銭トラブルがあったとされています。
この日本人は頻繁にフィリピンを訪れており、今回の事件について周到に計画された可能性が高いと見られています。
実行犯は関与を否認中
逮捕された兄弟2人は、現地検察の取り調べで、事件への関与を否定していると弁護人がメディアに明かしました。
しかし、警察は事前の現場下見や通信履歴、金銭の受け渡しなど複数の証拠を押さえており、容疑は極めて濃厚とされています。
マニラで相次ぐ日本人被害事件


今回の事件以外にも、マニラでは近年、日本人を狙った犯罪が相次いでいます。
- 2024年末:日本人男性が現金入りのかばんを奪われ重傷
- 2025年5月:和食店に強盗が押し入り、日本人客から現金を奪う
- 2025年7月:日本人女性がタクシー内でスマホを奪われ軽傷
いずれも、夜間や人気の少ない場所で発生しており、日本人がターゲットになりやすい傾向が浮き彫りになっています。
海外旅行での安全対策とは?


被害を避けるためには、事前の準備と現地での慎重な行動が欠かせません。
以下の3つのポイントを意識することで、リスクを大きく減らすことができます。
1. 夜間の外出を避ける
強盗事件の多くは、暗くなってから発生しています。
夜間の徒歩移動や繁華街の散策は危険です。
外出は明るい時間帯に限定し、移動は信頼できる交通手段を使いましょう。
2. 貴重品を目立たせない
スマートフォンや財布など、高価な持ち物は人前で見せないことが基本です。
現金は必要最小限にし、クレジットカードと分けて管理しましょう。
3. 不審者に近づかず、抵抗しない
知らない路地に入ったり、話しかけられてもむやみに応じるのは避けましょう。
まとめ


この記事では、フィリピン・マニラで発生した日本人銃撃事件について、最新情報をもとに解説しました。
犯行は、日本人の首謀者によって計画的に依頼された殺人事件であり、金銭トラブルが背景にありました。
この記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 事件は2025年8月15日夜、マニラ繁華街で発生
- 被害者は中山明信さん(41)と悟秀明さん(53)
- 首謀者は日本在住の日本人で、実行犯に約2300万円を支払い依頼
- 実行犯は比人の兄弟で、1人は首謀者の運転手経験あり
- 動機は金銭トラブルで、逃走中の共犯者も存在
海外では、「日本人は金を持っている」と見られることも少なくありません。
海外旅行の際は、最新の治安情報をチェックし、安全を最優先にした行動を心がけましょう。