2025年度参院選で参政党から当選した安藤裕氏。
現在は、参政党の中心人物として、政策立案や発信の場で存在感を強めています。
この記事では、安藤裕氏が「新党くにもり」を離党した理由、参政党を選んだ背景、そして政治信条について詳しく解説します。
安藤裕の政党遍歴

安藤裕氏は、現在、参政党に所属していますが、過去には複数の政党を渡り歩いています。
安藤裕氏の政治活動の主な経歴は、以下のとおりです。
- 自由民主党(〜2021年)
-
京都6区を地盤に、衆議院議員として3期当選。
内閣府大臣政務官や復興大臣政務官を歴任。
2021年の衆院選では、自民党の公認を得られず不出馬。
- 新党くにもり(2022年〜2024年)
-
保守系政党・新党くにもりに参加。
2022年の参議院選挙では、東京都選挙区から出馬し、落選。
- 参政党(2024年〜現在)
-
2024年に参政党へ入党。
同年の衆院選では京都6区から出馬するも落選。
2025年の参院選で比例区から立候補し、当選。

このように安藤裕氏は、理念に合う政党を選びながら、国政の場での復帰を果たしました。
「新党くにもり」とはどんな政党か?


安藤裕氏のいた「新党くにもり」の特徴について解説します。
「新党くにもり」は保守色の強い政治団体
新党くにもりは、2020年に、国守衆を母体として設立された保守系政党です。
国守衆(くにもりしゅう)とは、保守系市民団体「頑張れ日本!全国行動委員会」を母体に結成された、草の根保守運動のネットワーク組織です。
自主憲法制定、反グローバリズム、消費税廃止など、徹底した保守主義を打ち出しています。
「新党くにもり」の主な政策と理念
「新党くにもり」の主な政策と理念は以下のとおりです。
- 自主憲法の制定を最重要目標とする
- 反グローバリズム・反移民政策
- 消費税の即時廃止と財政出動による経済再建
- 皇室の尊重と伝統文化の重視
- 国防力の強化、反中国・反共主義
- 女性宮家創設には明確に反対
「新党くにもり」の政党スローガンは
「国民の命と大切な人生を守り抜く」
で、伝統と家族を軸にした保守国家を目指しています。
他の保守政党との共通点
新党くにもりは、以下の政党と主張が類似しています。
- 幸福実現党:自主憲法、防衛強化などで一致
- 日本第一党:移民政策反対、国防重視などの主張が近い
- 維新政党・新風:伝統・排外主義的傾向で共通



極右的とされる傾向もある政治団体ですね。
安藤裕が新党くにもりを離党した理由


安藤裕氏が新党くにもりを離党したのは、理念の違いが大きな理由とされています。
安藤裕氏本人は、参政党が掲げる「日本再興」や「国民の誇りを取り戻す」といった理念に深く共感し、自らの政治信条により近いと判断したようです。
特に、参政党代表・神谷宗幣との考え方の一致や、実務面での連携のしやすさが後押しとなったと考えられます。





新党くにもりから当選するのが難しいと思ったのも要因かも。
安藤裕が参政党を選んだ理由


安藤裕が参政党を選んだ背景には、政治理念の一致と、自由な活動環境への期待があります。
参政党は「教育」「食と健康」「国のまもり」の3つを柱に据えた新興保守政党で、国民参加型の政治を掲げています。
「日本を再興する」「国民の誇りを取り戻す」というスローガンが、安藤氏の政治的志向と一致していました。
安藤裕が「新党くにもり」を離脱のまとめ


この記事では、安藤裕氏が「新党くにもり」を離党した理由と、参政党への移籍について解説しました。
安藤裕氏は、理念を重視し、活動の自由度を求めて政党を変えています。
この記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 安藤裕は元自民党の衆議院議員
- 新党くにもりでは参院選に出馬も落選
- 理念の違いから新党くにもりを離党
- 参政党と政治理念が一致し、入党を決意
今後も、安藤裕氏の政治活動の動向から目が離せません。