大阪市鶴見区に拠点を置く「一六八建設」。
無許可営業や下請け業者への未払いなど、複数の問題で注目を集めています。
「社長はどんな人物?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一六八建設の代表・児島修氏のSNSアカウントを調査。
そして万博工事をめぐる事件の全容までを、わかりやすくまとめています。
一六八建設の社長は児島修氏

大阪市鶴見区に拠点を構える一六八建設の社長は、児島修(こじま おさむ)氏です。

しかし、実際に、一六八建設について調べてみたところ、
Google検索や企業情報サイトなどでも、一六八建設の名前は確認できませんでした。

そのため、「一六八建設 社長 児島修」の経歴などの詳しい情報は明らかになっていません。
一六八建設の社長の児島修氏のX(旧Twitter)は?


一六八建設の社長である児島修氏のXアカウントについて調査しました。
結果、児島修氏と見られるアカウントは、現時点では見つかっていません。
一六八建設の社長の児島修氏のインスタグラムは?


次に、「一六八建設 社長 児島修」のInstagramアカウントを調べました。
残念ながら、こちらも児島修氏と特定できるアカウントは見つかっていません。
一六八建設の社長の児島修氏のFacebookは?


Facebook上にも、児島修氏と思われる情報は確認できませんでした。
こちらも同姓同名のアカウントはいくつか存在しています。
しかし、一六八建設の社長・児島修氏本人とは結びつかない状況です。
一六八建設会社はどんな会社?
一六八建設は、2023年8月1日に設立された新しい建設会社です。
会社所在地は大阪市鶴見区で、建設業を中心に事業を展開しています。



資本金4,000万円は、中小建設業としては、比較的大きな規模感といえるでしょう。
一六八建設会社住所は?
一六八建設の本社住所は、大阪市鶴見区今津北五丁目2番23号です。


ただし、Googleマップで現地を確認したところ、該当住所には一六八建設の看板や会社表記は確認できませんでした。



・死角に位置している
・看板が非常に小さい
・あるいはそもそも掲げていない
など、いくつかの可能性が考えられます。
また、愛知県名古屋市にも支店があるようです。
名古屋支店の所在地は、以下の通りです。
〒462-0012
愛知県名古屋市北区楠4丁目619-2
一六八建設会社をめぐる一連の事件
一六八建設をめぐっては、
- 無許可営業による行政処分
- 経理トラブルによる告訴騒動
など、複数の問題が相次いでいます。
ここでは、現在までに判明している事実を整理しました。
【トラブル①】一六八建設が営業停止処分に


一六八建設は、2025年7月22日付で大阪府から、建設業に係る営業の全部停止命令を受けました。
処分理由は、
建設業法第3条第1項に違反し、許可を受けないまま大阪市内の民間工事を請け負ったこと
建設業法第3条第1項は、
「建設工事を請け負って営業するには、国または都道府県から許可を受けなければならない」
というルールを定めています。
この命令は、大阪府知事の名で正式に告示。
法的拘束力のある行政処分となっています。
- 営業停止期間:2025年8月6日〜9月4日(30日間)
- 告示日:2025年7月23日
- 法的根拠:建設業法第28条第2項第2号



この件に関して、大阪府警は8月13日に、建設業法違反容疑で家宅捜索を始めています。
【トラブル②】経理横領疑惑と未払いトラブル


一六八建設をめぐっては、
- 経理担当者による横領疑惑
- 下請け業者への1億円超の未払いトラブル
も大きな問題となっています。
1億円の未払い問題
万博のアンゴラ館の工事で、一六八建設は元請け会社として下請け5社に工事を依頼。
しかし、その工事代金約1億円が未払いのままです。
この件について、一六八建設 社長 児島修氏は以下のように釈明しています。
- 「経理担当社員が、2023年11月〜2024年5月にかけて、会社の口座から約1億2,000万円を不正に引き出した」
- 「その影響で資金繰りが急速に悪化し、下請けへの支払いができなくなった」
この横領疑惑を受けて、2025年7月28日、児島修社長が大阪府警に刑事告訴状を提出。
経理担当者の反論
一方で、一六八建設の経理担当者は横領の事実を全面的に否定しています。
- 「会社がもともと自転車操業状態だった」
- 「自身が会社に貸していたお金を、口座から回収しただけ」
- 「資金は別の工事の支払いに充てただけで、横領ではない」
といった主張を展開しており、双方の主張は大きく食い違っています。
今後の見通し
児島修社長の告訴を受けて、警察は捜査に着手しています。
ただし、実際に金がどこに流れたのか、横領の事実関係を明らかにするには時間がかかる見込みです。
資金の所在が不明なままであれば、下請け業者への全額返済が困難となる可能性が高いです。



この事件は、建設業界全体への信用にも影響。
今後の捜査と報道が注目されています。
一六八建設 社長 児島修氏のまとめ


一六八建設 社長 児島修氏をめぐっては、無許可営業、横領トラブル、代金未払い問題など、複数の問題が表面化。
設立からわずか2年足らずの会社で起きたこの一連の混乱は、
建設業界のコンプライアンス不全や多重下請け構造の限界を浮き彫りにしました。
SNSや報道でも
- 「なぜこんな会社に公共工事が任されたのか」
- 「上位請けの責任は?」
といった声が噴出しており、今後の対応の見直しも求められています。