大江千里さんは、1980〜90年代にかけて一世を風靡したシンガーソングライター。
若い世代にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ポップス界で数々のヒット曲を生み出しています。
その後、40代で突然ジャズの世界に飛び込み、現在はニューヨークを拠点に活動しています。
この記事では、大江千里さんの現在の活動やプロフィール、音楽家としての歩みについて詳しくご紹介します。
大江千里の現在は?

大江千里さんは、現在、ニューヨークに拠点を置き、ジャズピアニストとして国内外で活躍しています。
2025年夏には全国ツアー「きみと生きたい〜I Wanna Live With You」を開催。
自身のジャズ作品に加え、ポップス時代のセルフカバーも披露しています。
このツアーでは、全国の名門合唱団との共演も注目されています。
クラシック専用ホールを中心に、関西学院グリークラブOB合唱団や八神純子さんをゲストに迎えるなど、多彩なステージが予定されています。
また、大江千里さんは、音楽だけでなく、映画やテレビドラマへの出演、ラジオ・テレビの司会、エッセイの執筆など、多方面で才能を発揮しています。
大江千里のプロフィール

大江千里さんの基本的なプロフィールを以下にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 大江 千里(おおえ せんり) |
生年月日 | 1960年9月6日 |
出身地 | 日本 |
職業 | シンガーソングライター/ジャズピアニスト/俳優 |
洗礼名 | エミル(カトリック系幼稚園にて) |
大江千里の経歴
大江千里さんの音楽界での歩みを時系列でご紹介します。
- 1983年:シンガーソングライターとしてデビュー
- 1980〜90年代:「十人十色」「格好悪いふられ方」などのヒット曲を連発
- 1990年代:松田聖子、渡辺美里、光GENJIなどに楽曲提供・プロデュース
- 2008年:音楽の方向転換を決意し、ジャズピアニストを目指して渡米
- The New School for Jazz and Contemporary Music に入学し、本格的にジャズを学ぶ
- 2012年:ジャズピアニストとしてデビュー、自身のレーベル「PND Records」を設立

大江千里の代表曲
時代を超えて愛される、大江千里さんの代表的な楽曲をご紹介します。
格好悪いふられ方(1991年)
TBSドラマ「結婚したい男たち」の主題歌として起用され、大ヒット。
明るく切ないメロディが印象的で、今でも多くのファンに支持されています。

Rain(1988年)
アルバム『1234』に収録。
後に秦基博さんなどによってカバーされ、再評価された名曲です。
夏の決心(1994年)
「ポンキッキーズ」のテーマソングとして子どもから大人まで幅広い層に親しまれた、夏の定番ソング。

十人十色(1984年)
CMソングとして注目され、大江千里さんの名を全国に広めるきっかけとなった初期のヒット曲。

GLORY DAYS(1988年)
ポップで爽やかなアップテンポの一曲。
前向きなメッセージが込められており、コンサートでも人気の高い楽曲です。

あいたい(1990年)
映画「スキ」の主題歌となったバラード。
切ない歌詞とメロディで、多くのファンの心に残る一曲です。
ありがとう(1992年)
ドラマ「十年愛」の主題歌。
感謝の気持ちを素直に表現した温かいナンバーです。

まとめ

大江千里さんは、ポップス界のスターからジャズピアニストへと大きく舵を切り、今なお音楽の世界で進化を続けています。
ジャンルの壁を越えたその挑戦は、年齢や経験に関係なく、常に新しい自分を追い求める姿勢の表れです。
音楽ファンとしては、今後の活躍からますます目が離せません。
この機会に、大江千里さんの新たなステージに触れてみてはいかがでしょうか。