2025年7月8日に、X(旧Twitter)で投稿された、ある動画が波紋を広げています。
その動画には、ドミノピザの配達バイクと思われる車両が、ヘルメット未着用の女性を乗せ、一方通行を逆走する様子が映っていました。
今回は、この件の詳細や過去のバイトテロ事例まで解説します。
目次
問題となった行為

この動画では、以下の危険な行為が確認されています。
- バイクに2人乗りをしているように見える
- 後部座席の女性がヘルメット未着用
- 一方通行の道路を逆走
- 配達バイク後部にドミノピザのロゴらしきものを確認

ロゴは、はっきりと見えませんでしたが、形状がドミノピザのロゴと酷似しています。





一時停止を無視して逆走する様子は、見る人に強い不安を与えました。
動画の撮影場所は大阪市内
動画の投稿者によると、撮影場所は、大阪市内の交差点。
ドミノピザの配達エリア内である可能性が高いとされています。



投稿者のドライブレコーダーで記録されたものです。
ドミノピザの公式見解
この件について、ドミノピザジャパンは次のようにコメントしています。
- 動画に映ったバイクは「当社所有の車両の可能性が高い」
- 「現在、事実関係を調査中。関与した従業員の特定には至っていない」
- 「安全運転を最優先としており、確認でき次第、厳正に対処する」
現時点で従業員の特定はできていないものの、社内調査を継続中とのことです。
ドミノピザの過去バイトテロ事例
実は、ドミノピザでは過去にもバイトテロが発覚しています。
代表的なケースを振り返ります。
鼻ほじりピザ生地事件(2024年)
- 発生:2024年2月 兵庫県尼崎市
- 内容:アルバイト従業員が制服姿でピザ生地をこねる最中、指を鼻に入れたあと生地に触れる動画をSNS投稿
- 会社対応:即日謝罪、生地廃棄、店舗営業停止、関与従業員解雇、法的措置の検討



この事件もSNS発信がきっかけで発覚しました。
飲食チェーン全体で相次ぐバイトテロ事例
ドミノピザ以外にも、飲食チェーンではさまざまなバイトテロが起きています。
ローソン「アイスケース寝そべり事件」(2013年)
- 内容:男性アルバイトがアイスケースに寝そべった写真を投稿
- 対応:即解雇、店舗営業停止、清掃



この件が「バイトテロ」という言葉が広まるきっかけになりました。
バーミヤン「中華鍋タバコ火付け事件」(2018年発生・2019年拡散)
- 内容:厨房内で中華鍋の火を使い、タバコに火をつける様子を動画投稿
- 対応:謝罪、関係者処分、再発防止策徹底
くら寿司「ゴミ箱魚戻し事件」(2019年)
- 内容:ゴミ箱に捨てた魚を再び取り出す動画が拡散
- 対応:関係者解雇、刑事・民事責任追及
セブン-イレブン「おでんしらたき戻し事件」(2019年)
- 内容:おでんのしらたきを口に含んで戻す様子を投稿
- 対応:関係者処分、店舗対応
まとめ
ドミノピザ配達バイクのノーヘル逆走動画は、安全意識の低さを象徴するような出来事でした。
今後、企業側は一層厳しい教育と管理が求められます。
また、私たち利用者も、日々の買い物や食事の際に安全や衛生への意識を持つことが大切です。
この件をきっかけに、アルバイトや従業員一人ひとりの行動が企業イメージに直結する時代であることを改めて認識しましょう。